日本地酒協同組合

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酒蔵紹介
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東北 -酒蔵紹介-

青森県

株式会社鳴海醸造店
菊乃井

創業文化3年(1806)代表銘柄は、「菊乃井」として多く知られる。「菊乃井」の名の由来は、二代目文四郎が菊の花を愛し、この芳香を酒に取り入れれば酒の楽しみもまた、一段と増し御得意先にも喜ばれるよう吟醸の搾りの際、槽口に菊の枝を置いて成功したことから始まる。昭和34年12月26日に現在の株式会社を設立。平成10年には、黒石市の文化財として指定。平成17年には、伝統的建造物群の町並みが指定されました。青森県産の酒造好適米「華吹雪」「華想い」を主に使用し、酵母も県産を使用しています。水は八甲田山系の伏流水を使用し職人が丹精こめた、他では無い青森県の酒造りにこだわりを持っています。酒屋の業界では、昔から1麹(こうじ)2酛(もと)3造り(つくり)といわれていますが、当社でも麹の作りには、こだわりを持っています。その年によって米が硬い時、柔らかい時があり、水を吸う量が変化します。蒸しあがりの出来をみて時間で水分を吸わせる量を変えていきます。麹は、蒸米に種麹を振りかければ麹にはなりますが、酒造りには適しません。酒造りに合った蒸米の中に麹菌が食い込んだ麹造りを目指しています。そのために手入れをしなければなりませんので、夜間・深夜の作業などがあります。手を加えれば加えるほど良質のものが出来、後に美味しい酒造りにもつながっていきます。酛(酒母)造りの目的は酵母をたくさん増やしていく事ですが、当社では他の蔵ではほとんどやっていない。手酛という技法を取り入れています。酒母を仕込んだ日、一般的には、櫂入れをしますが、当社では、素手で酒母のもろみを天地返ししています。この事により糖化が進み酵母をたくさん増やす事ができます。造りのこだわりですが、もろみの状態を目で見て・鼻で香りを嗅ぎ・耳で発酵の状況を把握し、舌で米の溶け具合・風味を把握し、温度を計り、分析で比重・アルコール度・酸度・アミノ酸を測定して搾り上げる酒を管理しています。

株式会社鳴海醸造店
【株式会社鳴海醸造店】

〒036-0377
青森県黒石市大字中町1-1
TEL : 0172-52-3321
FAX : 0172-52-3819
MAIL:kikunoi@if-n.ne.jp

上撰 菊乃井 / 大吟醸 稲村屋文四郎

(左)上撰 菊乃井
(右)大吟醸 稲村屋文四郎

【代表酒】

上撰 菊乃井
地元に愛されているやや辛口のお酒。

大吟醸 稲村屋文四郎
香り華やかで濃厚な味わいの大吟醸酒。

秋田県

喜久水酒造合資会社
喜久水

明治8年、初代平澤喜三郎氏が秋田県能代市に創業した喜久水酒造。藩政時代から麹(こうじ)屋を営み、その前身は弘化年間(1844-1849年)にさかのぼります。喜久水酒造で醸される日本酒は、創業当時から「喜三郎の酒」として地元の酒豪たちに親しまれ、「日本の御国と共に祝うべし、幾千代くめどつきぬ喜久水」という歌から名付けられた「喜久水」の名が浸透したのは大正年間のことだと言います。現在の代表銘柄「純米吟醸 喜三郎の酒」は、当時の酒を再現しようと造られました。また、喜久水酒造といえば、同社が地下貯蔵研究所と称する「トンネル地下貯蔵」があることでも有名です。国の登録有形文化財指定を受けるこの貯蔵庫は、明治33年竣工の旧奥羽本線にあったトンネルで、平成8年より喜久水酒造がJRより譲り受けて所有。歴史あるレンガ造りの全長約100メートルのトンネル貯蔵庫内は、一年を通じて一定庫温12度に保たれ、まさに巨大な日本酒セラーです。

喜久水酒造合資会社
【喜久水酒造合資会社】

〒016-0804
秋田県能代市万町6-37
TEL : 0185-52-2271
FAX : 0185-54-1553
MAIL:kikusui@shirakami.or.jp

【耳寄り情報】
  • ■喜久水の醸蒸多知祭
    毎年6月第1土曜日開催
特別大吟醸 朱金泥能代醸造多知 / 特別純米 喜一郎の酒

(左)特別大吟醸 朱金泥能代醸造多知
(右)特別純米 喜一郎の酒

【代表酒】

特別大吟醸 朱金泥能代醸造多知
酒袋よりしたたりおちて輝く酒の精は黄金の小川となって集まってくる。酒の神「醸造知多」の逸品です。

特別純米 喜一郎の酒
飲み口はさわやか、ほのかな含み香・飲み飽きない純米酒ならではの味わいをご堪能いただける食中酒です。

浅舞酒造株式会社
天の戸

1917年創業。創業者の柿崎宗光は、「天の戸は静かに明けて神路山 杉の青葉に日影さすみゆ」という古歌から、酒名を『天の戸』としました。『天の戸』とは天照大神の逸話で知られる「天の岩戸」のこと。ラベルなどに勾玉(まがたま)があしらわれている由縁ともなっています。蔵は横手盆地の真ん中。奥羽山脈に端を発する皆瀬・成瀬の川は横手盆地に沃野を生み、酒米の育つ田んぼをうるおします。その川の伏流水となって蔵近くの湧水群をつくります。天の戸の仕込み水である「琵琶沼寒水」もその湧水の一つです。酒米をそだてた水が冬、今度は仕込み水としてお酒を育てます。2011年より蔵から半径五キロ以内の米で純米酒だけを仕込んでいます。光と風と水の恵みを酒米という丹精の結晶にしてくれる「JA秋田ふるさと・平鹿町酒米研究会」の農家さんたちの米だけで千石を醸します。

浅舞酒造株式会社
【浅舞酒造株式会社】

〒013-0105
秋田県横手市平鹿町浅舞字浅舞388
TEL : 0182-24-1030
FAX : 0182-24-0708
MAIL:info@amanoto.co.jp

【耳寄り情報】
純米大吟醸35 / 天の戸 美稲

(左)純米大吟醸35
(右)天の戸 美稲

【代表酒】

純米大吟醸35
全量「秋田酒こまち」を使用し、たおやかな香りとふくよかな味わいの飲みごたえのある純米大吟醸

天の戸 美稲
米の旨みがしっかりとした飲みあきのないバランスのとれた特別純米酒

岩手県

廣田酒造店
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「南部杜氏発祥の里」として知られる岩手県紫波郡紫波町にある小さな酒蔵。創業明治36年12月。初代廣田喜平治がこの地で当時評判だった造り酒屋を譲り受け、戦後以降「廣田酒造店」として今日まで酒造りを続けています。代表銘柄の『廣喜』は、地域・地元のお祭りや祝い事をはじめ、多くの宴席に花を添える「廣く多くの人々に喜ばれる酒」として、創業者の姓名一文字ずつをとって名付けられました。今も南部杜氏組合初の女性杜氏である小野裕美杜氏を中心に、年代物の道具を使い、昔ながらの酒造りを続けています。杜氏の理想は「この紫波の自然環境・風土と一体となった酒造り」。酒は自然の恵ゆえ、自然を制御するのではなく、自然に寄り添いながら醸す。この姿勢から毎年生まれる新酒は、しっかりとした芯が一本通っていますが、細部にその年々により様々な表情を見せてくれます。規模は小さいが工業製品ではない本来の地酒で愛飲家の心を掴んでいます。

廣田酒造店
【廣田酒造店】

〒028-3447
岩手県紫波郡紫波町宮手字泉屋敷2-4
TEL : 019-673-7706
FAX : 019-673-7570
MAIL:shopmaster@hiroki.xm.shopserve.jp

【耳寄り情報】
  • ■酒蔵見学
    伝統的な酒造りの過程や昔の酒造りの道具なども見学できます。併設の売店にて酒の試飲及び販売も致しております。(要予約)
  • ■酒造り体験
    毎年2月上旬に仕込み体験を行っております《お問い合わせ下さい》
  • 紫波町観光交流協会
特別純米酒 廣喜 / 特別純米にごり酒 南部初雪

(左)特別純米酒 廣喜
(右)特別純米にごり酒 南部初雪

【代表酒】

特別純米酒 廣喜
切れが良く、軽いタッチの辛口。やわらかな飲みやすさ、スッキリとしたノド越しで呑むほどに盃が進む純米酒です。

特別純米にごり酒 南部初雪
瓶内発酵により、微発泡の爽やかで軽快な飲み口の「純米活性にごり酒」です。

山形県

冨士酒造株式会社
栄光冨士

山形県の海側、鶴岡市大山地区にて1778年(安永7年)より酒造業を営んでいる冨士酒造。蔵元の加藤家は、武勇名高い加藤清正公の縁の証として、今もなお螺鈿柄の手槍の一部を家宝としています。その酒質は、左右対称の銘柄のとおり裏表のない造りに対する真摯な姿勢に裏打ちされ、山形県唯一の南部杜氏蔵ならではの優雅淡麗を主としてきました。しかし、時代の変化とともに南部流の酒造りを基本としながらも、山形県の新しい酒米や醸造技術を積極的に取り入れ、「酒屋万流」をモットーに伝統と挑戦の酒蔵として、現代のお客様によりお慶びいただける酒を造るためにと試行錯誤を重ね進化を続けていきます。近年はアメリカ・中国・韓国・シンガポール等、栄光冨士ブランドとして、海外でも高い評価を受けています。

冨士酒造株式会社
【冨士酒造株式会社】

〒997-1124
山形県鶴岡市大山3-32-48
TEL : 0235-33-3200
FAX : 0235-33-0477
MAIL:info@e-sakenom.com

【耳寄り情報】
  • ・平成24年全国新酒鑑評会 金賞受賞
古酒屋のひとりよがり / 栄光冨士 本醸造 辛口

(左)古酒屋のひとりよがり
(右)栄光冨士 本醸造 辛口

【代表酒】

古酒屋のひとりよがり
超淡麗な中に秘められた奥の深い味わい。そして香り豊かで淡麗でありながら後口はふくよか。大吟醸酒の草分け。

栄光冨士 本醸造 辛口
「本気の辛口」で知られ、日本酒ファンはもとより飲食店などからも絶大な評価と人気を博している辛口酒の名品。

香坂酒造株式会社
香梅

上杉の城下町米沢、気温-10℃にもなる極寒の中「香梅」は仕込まれます。『すべてを手造りで』にこだわる香梅は、仕込み米を素手で洗う作業から始まり、できあがったお酒に手でラベルを貼る作業まで、全て手作業で行います。造りはその時々の状態を、『見て・触れて』判断するため、泊まり込みで行われます。まるで、我が子を慈しみ育てる想いで造られたお酒です。「すっきり辛口」の純米酒を中心に、呑兵衛の方からこだわる方まで、満足いただける商品をご用意しているのはもちろんの事、全国でも珍しいもち米をワイン酵母で発酵させたワインタイプの酒や、山形県で一番辛口(+19)の超辛口原酒、しぼりたての純米酒を-30℃で凍結させた純米生酒など、ちょっと珍しいタイプのお酒もお楽しみいただけます。

香坂酒造株式会社
【香坂酒造株式会社】

〒992-0045
山形県米沢市中央7-3-10
TEL : 0238-23-3355
FAX : 0238-23-3399
MAIL:ko-bai@abeam.ocn.ne.jp

【耳寄り情報】
  • ・平成16年全国新酒鑑評会 金賞受賞
純米大吟醸原酒 雫 / 純米吟醸 香梅

(左)純米大吟醸原酒 雫
(右)純米吟醸 香梅

【代表酒】

純米大吟醸原酒 雫
穏やかだが気品のある上立ち香、ふくよかな米の甘味、凛とした後口。すべてのバランスが最高の状態で調和した純米大吟醸酒。

純米吟醸 香梅
山形独自の酒造好適米「出羽燦々」と酵母「山形酵母」を使用し仕込まれた、まさに山形オリジナルのお酒です。

福島県

合資会社大和川酒造店
大和川

大和川酒造店は、江戸時代中期の寛政二年(1790)創業以来、九代にわたって酒を造り続けてきました。変わることのない清冽な飯豊山の伏流水を仕込み水として使用し、代々の杜氏の一途な心意気によって「弥右衛門酒」をはじめとした銘酒を生み出してまいりました。一方、使用する酒造好適米は、早くから自社田や契約栽培農家で収穫された無農薬、減農薬無化学肥料の良質な米に切り替えました。また自社の田んぼやそば畑を耕し、いのちを育む「農」の世界にも挑戦しております。日本の食文化を代表する日本酒が世界に認められ始めておりますが、当店はその先駆けとしてロンドンやニューヨーク、バンクーバー、上海、台北といった海外にも進出し、「弥右衛門」や「良志久」などが好評を博しています。大和川酒造店は本物を追求する変わらぬ一途さと、世界を視野に入れた挑戦する勇気を、常に持ち続けて参りたいと思っております。

合資会社大和川酒造店
【合資会社大和川酒造店】

〒966-0861
福島県喜多方市字寺町4761
TEL : 0241-22-2233
FAX : 0241-22-2223
MAIL:sake@yauemon.co.jp

【耳寄り情報】
純米大吟醸 いのち / カスモチ原酒 弥右衛門酒 / 大吟醸 山田錦

(左)純米大吟醸 いのち
(中)カスモチ原酒 弥右衛門酒
(右)大吟醸 山田錦

【代表酒】

純米大吟醸 いのち
農薬・科学肥料を排したこだわりの酒。上品な香りと米の旨味が渾然一体となって膨らむ味わいが特徴です。

カスモチ原酒 弥右衛門
大和川秘伝の甘美酒。甘くさらに深いコクが「うまみ」の原点で、冷やかオンザロックがおすすめです。

大吟醸 山田錦
自社田自社栽培米「山田錦」100%使用。膨らむ香りと奥行きのある味わいが特徴です。

合名会社大木代吉本店
自然郷

慶應元年(1865年)大木代吉(初代)により創業。昭和49年(1974年)、自然のままのお米を原料にし一切の添加物を使わない「純正な酒」を造りたい、こんな思いから誕生したのが純米酒のパイオニアとしての「自然郷」です。現在では普段呑みの本醸造から鑑評会出品の大吟醸まで 、自社田を含め篤農家さんと契約して育てた特別栽培の酒造好適米を使用して醸造しております。また、こんにちは料理酒は米の旨味を最大限引き出した天然アミノ酸が豊富な料理酒としてプロの料理人から料理愛好家まで広くご愛顧いただいております。只今東日本大震災で壊れた蔵を修復し平成26年冬までには全工事が完了する予定です。地元復興のため力強く進んで参りたいと考えます。

合名会社大木代吉本店
【合名会社大木代吉本店】

〒969-0213
福島県西白河郡矢吹町本町9
TEL : 0248-42-2161
FAX : 0248-42-2162

【耳寄り情報】
自然郷純米酒 / こんにちは料理酒

(左)自然郷純米酒
(右)こんにちは料理酒

【代表酒】

自然郷純米酒
契約栽培米を使用し、昭和40年代から醸し続ける純米酒のパイオニア的存在。一年熟成をかけ柔らかい風合いのお酒。

こんにちは料理酒
プロも認めた米由来の天然アミノ酸が豊富に含まれている万能料理酒。料理の最初に一振り、あらゆるジャンル・素材を美味しくしてくれます。

日本地酒協同組合

東京都千代田区神田佐久間町3-37-4
東京小売酒販会館1F
TEL:03-5315-0633 FAX:03-5315-0635