No.003 どの酒を飲む!?

贈り物はいろいろ、その中で日本酒を選ぶ人も少なくありません。そこで今回は酒の種類を簡単にご説明します。

酒は、米を削るほど値段が高くなり名前も変わります。一番削ったもの(米を半分以上)から、大吟醸・吟醸・本醸造と呼ばれ、米と麹(こうじ)だけで造られたものは純米といいます。本醸造と純米の違いはアルコールの添加有無です。吟醸でも、米と米麹の酒は純米吟醸と呼ばれています。その他に生酒(これは冷やして管理。夏にも最適)といって火入れ殺菌をしていないものもあります。また、古酒といって5〜10年くらい熟成させた酒もあり、これは中国の紹興酒と似た感じです。

さて、今回のギフトは違う蔵元で同じ米を使った純米吟醸2本セットはいかがでしょう。同じ米なのに蔵元によって味が違う、つまり蔵元の個性がわかって面白いとおもうのですが・・・。


 
 ■ 大吟醸
原料に米、米麹、水、醸造アルコールを使用した、精米歩合50%以下のお酒。
※純米大吟醸は原料に醸造アルコールを使用しないもの。
 ■ 吟醸
原料に米、米麹、水、醸造アルコールを使用した、精米歩合60%以下のお酒。
※純米吟醸は原料に醸造アルコールを使用しないもの。
 ■ 純米
原料に米、米麹、水のみを使用したお酒。
 ■ 本醸造
原料に米、米麹、水、醸造アルコールを使用した、精米歩合70%以下のお酒。
 ■ 普通酒
原料に米、米麹、水、醸造アルコールを使用し、三倍醸造酒は左記のもの以外に、糖類、化学調味料などを加える。
醸造アルコールの使用量も本醸造などと比べても多く使用できる。
※アルコール添加について
添加量がわずかであれば、日本酒の香りは高く、すっきりとした味わいになる。
 ■ 生酒
成製後、一切加熱処理をしないお酒。
 ■ 生貯蔵酒
成製後、加熱処理をしないで貯蔵し、出荷の際に加熱処理したお酒。
 ■ 生詰め
成製後、加熱して貯蔵し、出荷の際に加熱処理をせずに瓶詰めしたお酒。
 ■ 精米歩合
白米の玄米に対する重量の割合。精米歩合60%の場合、玄米の表層部分を40%削りとったということ。
 ■ 日本酒度
日本酒に含まれる糖分の分量を比重で表したもの。日本酒独自の単位で、日本酒度計という浮秤で計る。
糖分が多いお酒ほど数値が“−”(マイナス)になります。
 ■ 酸度
酒に含まれるコハク酸、リンゴ酸、乳酸などの総量で、酸度が高いほど辛口に感じられる。
 ■ アミノ酸度
数値が低ければサラリとした淡麗、高いとコクのある芳醇なお酒。
※お酒の味わいについて
一般に日本酒度が“+”なら辛く、“−”なら甘いと言われています。ひとつの目安としてこれを用いるのは間違いではありません。ただし、味わいは酸度とアミノ酸度のバランスによって微妙に変化します。
たとえば、同じ日本酒度でもアミノ酸度が高く、酸度が低ければ甘く感じます。逆にアミノ酸度が低く、酸度が高ければ辛く感じます。また、温度によっても甘味、辛味は変わってきます。
 
 
※新潟県 加賀の井酒造 『清酒製造工程図』より引用※
 

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